【PVA Ayurvedic Hospital 日誌 PVA Ayurvedic Hospitalと周辺の環境】

「Kattampally」

という町

 

PVA Ayurvedic Hospitalのまわりは、とても大きな川がながれ、広大なマングローブが広がっています。

 

車通りの多い広い幹線道路に橋があり、橋のたもとのバス停とチャイ屋さんの小屋を目印に、川沿いを進むこと少し。

 

PVA Ayurvedic Hospitalがあります。

ホスピタルの敷地内はヤシやバナナ、そして様々な薬用植物他多様な植物が沢山育てられています。
ホスピタルの敷地内はヤシやバナナ、そして様々な薬用植物他多様な植物が沢山育てられています。

ここが病院?

と思うような、良い意味で病院らしくないたたずまい。

 

 

玄関先にハーブやスパイスなどが飾られ、

 

病院の出入りをチェックしてくれる管理人の方が座っています。

 

個室・診察室・薬局のある3階建て

屋上の建物、薬草オイルや薬などを作る窯場、薬草園、

もちろん、キッチンやスタッフルームなど、


自然に囲まれたのんびりした環境でありながら、充実した設備と入院施設を兼ねそろえた立派なホスピタルです。

 

150年続く由緒あるアーユルヴェーダホスピタルです。

 

ホスピタルの玄関口。鉢植えはクリシュナトゥルーシー。
ホスピタルの玄関口。鉢植えはクリシュナトゥルーシー。
ホール入り口にはスパイス、ハーブなどの展示棚。
ホール入り口にはスパイス、ハーブなどの展示棚。
ホスピタルの出入りには必ず名前と時間、出かける場合には行き先を記入します。
ホスピタルの出入りには必ず名前と時間、出かける場合には行き先を記入します。
2019年度セラピスト養成講座ディプロマコースのみなさん。ウエルカムドリンクのフレッシュココナッツウォーターをいただいています。
2019年度セラピスト養成講座ディプロマコースのみなさん。ウエルカムドリンクのフレッシュココナッツウォーターをいただいています。
病室の外は風が吹き抜ける気持ち良い空間。
病室の外は風が吹き抜ける気持ち良い空間。
吹き抜けのある3階建て。
吹き抜けのある3階建て。
病室は清潔で気持ちよく、バストイレ付です。
病室は清潔で気持ちよく、バストイレ付です。
川に面したお部屋は眺めも良い。
川に面したお部屋は眺めも良い。
庭には多様な植物が植えられています。こちらは仏教三大聖樹アショーカ(和名 無憂樹)の花。
庭には多様な植物が植えられています。こちらは仏教三大聖樹アショーカ(和名 無憂樹)の花。

いつものお散歩コースをご紹介しましょう。

日の出前。

 

 

5:00amくらいから、周辺一帯にお祈りが流れます。

これ、目が覚めるレヴェルの音量なのですが、誰も苦情とかないんですね。


 

屋上で日の出をのんびり拝みます。

 

ヨガをしたり瞑想をしたり、それぞれの過ごし方で。

 

まさにディナチャリヤで言われている過ごし方。

夜明け前の神聖な空気の中お祈りが流れます。辺りのマングローブからは生き物たちが営みを始める鳴き声が聞こえます。
夜明け前の神聖な空気の中お祈りが流れます。辺りのマングローブからは生き物たちが営みを始める鳴き声が聞こえます。
毎日眺める日の出は同じ表情のものはありません。
毎日眺める日の出は同じ表情のものはありません。
漁師たちは夜から早朝にかけてが漁の時間。
漁師たちは夜から早朝にかけてが漁の時間。

近くのチャイ小屋に出かけます。

 

朝食までは時間があるので、チャイが飲めるのはとてもうれしい。

(治療中は飲み物や食事を厳しく制限される場合があります)

 

目の前の川を漁場にしている漁師さんは、もう一仕事終えて網を畳んでいます。

子どもたちが学校に行くところに出くわしました。
子どもたちが学校に行くところに出くわしました。
お母さんとお出かけするところ。なんてかわいいお洋服 ♪
お母さんとお出かけするところ。なんてかわいいお洋服 ♪

お花や珍しい植物を愛でながら。

アコン。不思議な容姿。
アコン。不思議な容姿。
これはヤドリギのように木に生えているでしょうか?迫力です。
これはヤドリギのように木に生えているでしょうか?迫力です。
短い道のりですが、よくよく見ると沢山の植物に出会えます。
短い道のりですが、よくよく見ると沢山の植物に出会えます。

チャイ小屋まではほんのすぐ。

 

出勤前の人やもう一仕事終えたような人達が朝食やチャイを目当てに沢山来ています。

地域一番人気のチャイ小屋なのです。

慣れた手つきで上から注ぎます。泡立ったチャイはいつもおいしい。
慣れた手つきで上から注ぎます。泡立ったチャイはいつもおいしい。
まだ暗いうちから一日中沢山のお客さんで賑わっているのです。
まだ暗いうちから一日中沢山のお客さんで賑わっているのです。
今日のチャイはおいしい。
今日のチャイはおいしい。

このチャイ小屋は「パロタ」が名物。

オイルと生地が層になったインド版クロワッサンのようなもの。

職人さんの手つきは、鮮やかでリズミカル。

 

 

見ているとなんだか落ち着くのは私だけでしょうか。

伸ばして
伸ばして
細く切った生地をどんどん丸めて
細く切った生地をどんどん丸めて
どんどんくるくる
どんどんくるくる
丸めた生地をさらにのばして、焼いていきます。この後、焼けたパロタを熱々のうちに何枚かまとめて素手でパフパフして空気を入れ、生地の層をふわっとさせます。
丸めた生地をさらにのばして、焼いていきます。この後、焼けたパロタを熱々のうちに何枚かまとめて素手でパフパフして空気を入れ、生地の層をふわっとさせます。

パロタにはカレーを添えて食べます。

(わたしはパロタだけテイクアウトして、はちみつをかけて食べるのが好き)

常時3種類くらいのカレーが用意されていて、設備も乏しい小さな小屋は侮れないメニュー数のお店なのです。

 

そのたくましい様子にいつも元気をもらいます。

チャイは1杯10ルピー。(16円くらい/2020年)

カレーは常時3種類くらいあり、シーフード、チキン、豆など。
カレーは常時3種類くらいあり、シーフード、チキン、豆など。
ショーケースにはスナックやお米の主食「プットゥ」などが並びます。カレーを添えて食べたり、そのままおやつにしたり。
ショーケースにはスナックやお米の主食「プットゥ」などが並びます。カレーを添えて食べたり、そのままおやつにしたり。

最近できたよろず商店にも立ち寄ります。

フルーツやスパイス、お菓子や日用品まで、お土産になるようなものまで買えるありがたいお店。

 

フルーツは量り売りなので、ザクロを一つ、ブドウを少しという感じで少量買います。

 

他にも、少し歩くとスパイスや米粉などを製粉するお店(スパイスも買えるようになっていました)、

サンダルなどが並べてあるところ、ジューススタンドなどがあります。

お菓子から日用品まで結構何でも揃います。
お菓子から日用品まで結構何でも揃います。
アーユルヴェーダの薬用歯磨きパウダー(正確には歯茎をマッサージする)
アーユルヴェーダの薬用歯磨きパウダー(正確には歯茎をマッサージする)
ドライターメリックはそのままの姿で。
ドライターメリックはそのままの姿で。
ジャガリー
ジャガリー
毎日食べていたザクロ。
毎日食べていたザクロ。
フルーツは買うと重さを量ってお会計。包みはプラスティックではなく新聞紙と麻紐。
フルーツは買うと重さを量ってお会計。包みはプラスティックではなく新聞紙と麻紐。
よろず屋さんで購入したものでおやつ。ひよこ豆のスナックはお気に入り。ジャガリーで固めたナッツ、オーガニックデーツ。ナチュラルなものばかりで、少しで満足します。
よろず屋さんで購入したものでおやつ。ひよこ豆のスナックはお気に入り。ジャガリーで固めたナッツ、オーガニックデーツ。ナチュラルなものばかりで、少しで満足します。
製粉所
製粉所
スパイスや米など何でも製粉しています。
スパイスや米など何でも製粉しています。

アーユルヴェーダセラピスト養成講座ディプロマコースの受講生の方はこの後、朝食まで自習などして過ごします。

 

私たちも授業の準備や日々のお仕事に取り掛かります。

ディプロマコースが終わるまでは忙しい日々なのですが、

受講生の方たちが一足先に帰られた後、夕方のお散歩をすることができるようになりました。

住宅街のほうに入っていくと、子供たちが遊んでいます。

とっても人懐っこくて、追いかけてきたり話しかけてきてくれたり、屈託のない様子です。

 

砂で炒るピーナッツの屋台

夕日が見える場所もみつけました。

ブーゲンビリアがきれいです。

人懐っこく手を振ってくれます。
人懐っこく手を振ってくれます。
写真撮って。とか、名前教えて。とか、和みます。
写真撮って。とか、名前教えて。とか、和みます。
砂でピーナッツを炒っている屋台
砂でピーナッツを炒っている屋台
ブーゲンビリア。大好きです。
ブーゲンビリア。大好きです。
夕陽スポットを見つけました。
夕陽スポットを見つけました。

自然に囲まれた環境で、ゆっくり流れる時間。

シンプルな生活。

 

ここに来ただけでも心身が整い、不調が改善する方もいるぐらいです。

 

滞在約1週間のディプロマコース。

移動などで疲れもしますが、みなさんすっきりとした表情になっていかれます。