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身体を連動して動かす機会が少ない今の暮らし

オーストラリアは世界一家が大きいと言われていますが、パースに住む私の弟の家も然り、

 

弟の友人で、家が小さいと言っている方の家も日本に比べると大きいです。

 

通りを歩いていても、私の家くらいの大きさの納屋を見かけます。

 

 

日本の家で過ごしていると、膝下だけでパタパタ歩くことになります。

狭いのでね。

 

 

最近、お風呂掃除洗剤で、噴射して放置して水で流せばもう、汚れが落ちるというタイプのものがあるそうです。

 

床掃除も雑巾掛け、しないですよね。

(私は雑巾掛けが好きなのでやりますが)

 

 

昔は、はたき、雑巾掛け、布団の上げ下ろし、井戸で水を汲む、和式便所でしゃがむ、どこにでも歩いていく、など、人力によるところが多いので、身体を楽に上手に使えていたそうです。

(昔すぎますか笑)

 

 

日常で全身を連動して動かすことって本当に少なくなりました。

 

 

そうそう、インドの市場に行くと、バナナ屋さんが荷下ろしで、バナナを投げてバケツリレーのようにお店に並べていましたっけ。

全身運動ですね。

 

 

こんなふうに便利さが極まっていくと

ほとんどの動作を手先・足さきで行うので、大きな関節(肩や股関節)を使わなくなります。

 

 

胸椎って、全身運動の初動になるところなのですが、そこなんて、1番固まっています。

 

だから、身体が一塊になっていくのですよね。

 

 

野生動物のようなしなやかな動きが、スタイルも動きにも優雅さを作るのです。

 

 

まずは動ける身体に

施術では、動かすことができる身体にしていきます。

 

 

そこから

正しい動きを再インストールしていきましょう。